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トップページ > 保育者さんの困った!Q&A > 保護者とのかかわり > 子どもが走っていて転び、顔面をひどく傷つけてしまいました。保護者にはお詫びをしたのですが、こんなとき、留意すべきことについて教えてください。
  • 子どもが走っていて転び、顔面をひどく傷つけてしまいました。保護者にはお詫びをしたのですが、こんなとき、留意すべきことについて教えてください。
  • 保育者をしていて一番悲しいことは、子どものケガです。痛がる子どもを抱きしめて病院へ向かうときの心境は例えようもなく、本当につらいものです。
保育者ならだれでもケガをさせないようにといつも願い、注意もしているのです。しかし、階段を踏み外した、廊下で友だちとあそんでいて転んだ、遊具とぶつかったなど、思いがけない事故が発生することがあります。
 そんなとき一番にすることは、持ち場を離れることを近くにいる保育者に伝えることと、応急手当。次は、園長・主任に伝え、医師の診察を受けるかどうかなどを検討。病院へ行く場合には保護者へも連絡をし、できればいっしょに診断を聞いていただく。保護者が不在の場合は保育者から伝え、あとで保護者に確認をしていただく......。
 保護者へ謝罪するときに一番気をつけたいことは、まずは心から「ごめんなさい」と謝ることです。「見ていたのに」とか、「自分で転んだ」などという言い訳は、絶対に言ってはいけません。ケガをさせたという事実は、どんな事情があったとしても変えられることはなく、子どもの味わった痛さと不安は、だれも代わってあげられないのですから......。
 そして、その日の夜は、容体に変化がないか必ず電話で確認しましょう。翌日になって元気に登園してくれればいいのですが、欠席するようなら家庭訪問をしてようすをうかがってみましょう。ケガをした子どもの保護者が「だいじょうぶですよ」と言ってくださっても、心から納得されているとは限りません。
 園として、保育者としての姿勢が問われる事態です。ていねいに、ていねいに対応しましょう。もちろん、園長や主任といっしょにお詫びすることが大切です。マイナスをプラスの関係に転化できるように、誠意を尽くしましょう。

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