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  • 4歳3ヶ月で、慎重108cm・体重21.5kgの女の子ですが、最近は保護者も太り過ぎを気にしています。どのようなアドバイスをすればよいでしょう。
  •  肥満と判断されたときは、まずふだんの食生活の改善です。間食を含めて糖質の摂取量を少なくし、夜食もとらないようにしましょう。そのほか、充分な運動や睡眠も必要です。幼児の肥満は大人の肥満へとつながることがあるので、小児科の受診をお勧めします。
 肥満は、「身長に対して体重はどうか」ということで判断されます。その子の身長・体重を母子健康手帳の「幼児の身長体重曲線」の図に当てはめてみると、その曲線からはみ出して肥満三〇%以上となり、太りすぎと判断されます。身長も大きいので、これまではあまり気にならなかったのではないでしょうか。
 しかし、幼児の肥満は注意しないと、そのまま大人の肥満へとつながることがあるので、日常生活での注意が必要です。
 肥満は、食事のとり方に対して運動量が少ない結果です。そこで、よく食べて動くことが少ないのであれば、それに対する対策が必要です。
 一日三回、決まった時間にバランスのよい食事をとるようにしましょう。特に、成長に必要なカルシウムや、体の充実のためのタンパク質の摂取は大切です。そして、幼児の肥満でややもすれば多いのが、糖質のとりすぎです。つまり、お菓子の食べすぎやジュース類などの飲みすぎです。これらを注意しただけで、体重の増加が防げた例はいくらでもあります。間食には、充分に気をつけてください。
 また、運動も効果的ですが、運動した結果食欲が増すこともあるので、やはり食事の内容には充分な配慮が必要です。
 食事のとり方は、朝・昼・夕の三回を基本とします。夜八時以降に食べると、体に蓄える量が多くなるので体重増加を起こします。夜食をとらないようにし、早寝早起きで睡眠時間を充分にとり、昼間の活動量を多くするようにしましょう。
 そして、ときどき体重を測定して、図表に書き入れてみます。身長は食事量とは直接関係なく、その子なりに伸びていくので、それを基準にして体重の線が緩やかになっているか、平行しているか、上昇しているのかなどに注目して、現在の食事や運動がうまくいっているかどうかを判断します。
 とはいうものの、あまり極端に食事を制限しないように注意しましょう。子どもは、体全体が成熟していく過程にあるからです。

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