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保育者の前ではとてもお利口にしているのに、保育者がいないとき、見ていないときにお友達に意地悪をします。対処の仕方を教えてください。
子どもが保育者の前でお利口にしているのはなぜでしょう。「ほめてほしい、認めてほしい」「叱られるのが嫌、怒られると恐い」など、様々な心の動きが想像されます。
では、保育者がいないとき、見ていないときに意地悪をするのはなぜでしょう。「意地悪をしている」「悪いことをしている」と、わかっているからではないでしょうか。 いずれにしても、大人の視線を意識して行動しているのでしょう。そんな子どもの気持ちになって、考えてみましょう。 子どもは、それぞれの環境(人や物)の中で様々な体験をして、学習をしていきます。ほめられたときの快感、叱られたときの不快感は、赤ちゃんのときから体験しています。 お母さんがおむつを替えるとき、「キレイ、キレイ、気持ちいいねぇ」と、ニコニコしていた経験、おっぱいを飲ませながら「おいしいねぇ。たくさん飲もうね」と、語りかけてくれた経験......。赤ちゃんは、お母さんから大人の温かさ、安心感を学習します。逆に、2歳ごろ、ちょっとしたいたずらや思いがけない失敗を見つかって、厳しく叱責されたり、たたかれたりした経験......。子どもは、不安で不快な思いを学習します。 子どものいたずらは、ときとして探求心の表れかもしれません。失敗は体得するための学習かもしれません。それなのに大人は、その場の感情、状況から子どもを叱ってしまうこともあります。子どもから見たら、とても理不尽なことですね。 保育者のやさしく、思いやりのある態度で、傷ついた子どもの心を包み込んであげましょう。 ページトップへ↑ この記事へのトラックバック
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